【塾の見解】福島県立高校入試 理科(生物①)
今では常識の記述式問題の学習
『実験1(省略)でBTB溶液の色が変わっていたことから,アメリカザリガニは呼吸をおこなっていることがわかる。呼吸とは何か。酸素,有機養分,エネルギーという三つのことばを使って説明しなさい』
これは平成5年度の福島県立高校入試の3番の問題です。平成5年度は極端な理科の記述問題が大量に出題された年度として塾の記憶にしっかりと残っています。ちなみにこれに続く4番では,
(1)火成岩とたいせき岩はどのようにしてできたものか。
(2)火成岩と深成岩のそれぞれの岩石のつくりの特徴を書きなさい。
(3)花こう岩とはんれい岩についてそれぞれの色あいを鉱物の違いから説明しなさい。
(一部省略)と,すべてが火成岩に関する説明問題でした。
記述式問題の学習は今では常識となっていますが、冒頭の呼吸の問題は当時の受験生にはかなりの難問だったようです。皆さんはうまく説明することができるでしょうか。
次回に続く